2010/06/17

憧れ力

最近本当に過ごしやすい日が多くて助かります。日照時間が長くなり、夜になっても涼やかで、気持ちのいい日が続いている京都です。
今朝も幸福な二度寝、三度寝を繰り返し、午後からAydanさんのリハーサルへ。今日はサウンドの方も稽古を見に来られました。
Aydanさんはわざわざ日本に来ているだけあって、好奇心旺盛です。リハーサルがない時はお寺を巡ったり、草履づくりを体験したりと、大忙しです。そんな日本での体験が作品にも大いに影響を与えているようで、毎日様々なアイデアが稽古場を駆け巡ります。
その思考性は、常に開け放たれた稽古場の窓のように風通しがよく、彼女の踏むステップのように柔らかです。

ここ何年か、僕はこの「風通しのよい体」や「柔らかな思考」というものに憧れつづけてきました。

今度の夏のサミットで、ソロダンスの再演が決まったとき「初演を超えるモノを作るには、体ごと変わらねば!」と思い、益々その思いは強まって行きました。

そして幸いにして、チョン・ヨン・ドゥ氏や今回のAydanさんといった素晴らしい先輩方の「背中」に出会うことが出来ました。
まだまだ彼らの「背中」に届くには程遠いですが、目標となるような人に間近で出会えたことは本当に幸福なことです。

ベタではありますが何かに「憧れる力」って一番自分の背中を押してくれる力な気がして、別に何でもかんでも憧れろってことじゃないけど、自分がそれでよりよい方向に進めるなら利用しない手はない力だなと思います。

まあ、出会えたことに満足していてはダメなんですけど・・・ソロの稽古も地味に頑張ります。

あと、地味にチケット予約が始まってます。詳しくはNEWS欄をチェック!!

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