先日は今回ご一緒させていただく神崎さんの自宅兼、アトリエへお邪魔して、今回展示される予定の作品を見させて頂きました。
写真をのせることは残念ながら出来ないのですが(会場でのお楽しみ!)とても面白かったです。
実は今回のように、写真家さん、イラストレーターさんといった、モノを作り出す人と共に仕事をするのは初めてで、ワクワクします。
神崎さんは舞台の写真や、風景写真を撮ると同時に、撮った風景をハサミで切って、キャンバスに張り合わせたコラージュ作品を作っていらっしゃいます。
何気なく撮った風景写真を後から切り貼りして、新しいものを生み出していくその作業は、見ていてどこか、記憶を再構成していくようでした。
「なぜコラージュ作品を作るのですか?」という僕のアホみたいな質問に、神崎さんは
「私だけが撮れる風景って無い気がして、きっとこの風景は他の誰かでも撮れるけど、それを切り貼りして生み出されるものは、私にしか生み出せない気がして、そうやって初めて、その風景が私のものになる気がするんです。」
と答えてくれました。(京極の記憶では)
それを聞いて、記憶という言葉が思い浮かんだのもあながち間違いではなかったなぁと思いつつ、素敵な言葉に出会えてよかったなぁと思いました。
また、今回の展示会場で流れる音楽を作ってくださる方にも直接お会いすることが出来まして、その試作曲も頂くことが出来ました。
まだ何とも上手いこと言えませんが、今回の企画、いい出会いが重なって、かなり面白いことになりそうです。人とモノを作るってことの面白さに、素直にときめいています。ソロが長かった後遺症でしょうか・・?
あっという間に7月が過ぎていきますが、自分の面白いと思ったことを信じて、着々と準備を進めていきたいと思います。
是非、8月会場にお越しくださいませ!詳細はコチラ