2016/06/05

「京極朋彦ダンス企画」メキシコ公演 クラウドファンディング開始のお知らせ

皆様、ご無沙汰しております。
新年のあいさつからすっかり更新を怠っておりましたブログを、下半期は頑張ろうと思います!

この半年間、横浜ダンスコレクションがあったり、富山、金沢、京都となんだかんだで駆け回っており、各地でさまざまなイベントを開催してまいりました「京極朋彦ダンス企画」から、この度、重要なお知らせがあります。それは表題にも書きました通り...

「京極朋彦ダンス企画」ダンス作品“カイロー”
メキシコ公演決定!!

です。
京極朋彦が2010年から、様々な場所で再演を繰り返してきたソロダンス“カイロー”がメキシコのダンスフェスティバルに招聘されました!

今回私が招聘されたMexico City First International Contemporary Dance Festival 2016は、2016年8月5日から14日の会期中、世界各国から選ばれたダンス作品が大小6つの劇場で上演されるメキシコシティー初のコンテンポラリーダンスフェスティバルです!


今回採用された世界各国の振付家のリストの中に日本からは唯一、京極朋彦の名前が右下にクレジットされています。



より詳しい情報は英語ですが、こちらからご覧いただけます。
 
 
このフェスティバルからは、現地での滞在費、食費は保証されているものの、東京ーメキシコ間の渡航費が出ません。決定したのが今年の4月末で、そこから応募できる様々な助成制度を探しましたが、日程が近いこともあり、応募できるものがありませんでした。そこで...
 
クラウドファンディングサイトから資金援助の募集
 
 
を行うことになりました。
もちろん単なる募金ではなく、ご支援いただいた内容に応じて様々な特典をご用意させていただいております。ぜひ一度ご覧になってください↓
 
 
 
このファンディングは6月5日(日)から開始し、7月5日(火)に終了します。
この日程内に目標金額に達しなかった場合は、ファンディングは失敗となり、メキシコ渡航を諦めなくてはなりません。
 
ソロダンス“カイロー”は大学からダンスを始めた私が、初めて公に発表した処女作であり、再演を繰り返すたびに作品自体に私が育てられてきたような、思い入れのある作品であると同時に、その先に行こうとしても、なかなか越えられない壁のような作品です。
そして今年から私は長い間研究、実践してきた「デタラメ語」をつかったダンスに一区切りを付け、さらに深く、その先に向うべく、長期的なリサーチプロジェクトを開始しようと考えています。
 
この作品をメキシコという新たな言語圏、文化圏で上演することで、改めてこの作品と向き合い、その先の展望を観てみたい。それが今の私の気持ちです。
 
クラウドファンディングサイトでは、今までの私の活動も掲載されており、昨年文化庁新進芸術家海外派遣事業、研修員として滞在したウィーンで製作した作品の映像も見ることが出来ますので、ぜひ一度、覗いてみてください。
そして、たとえわずかでも構いませんので、ご支援いただけたら幸いです。
 
皆様のご支援を決して無駄にすることなく新たなダンスの可能性を開くまで、精進してまいります。今後とも「京極朋彦ダンス企画」をどうぞ宜しくお願い致します。
 
京極朋彦ダンス企画主宰 京極朋彦