2016/09/26

「体と言葉の研究会」女性版“カイロー”無事終了しました!

女性版“カイロー”無事終了しました!両日共に会場に入るだけギリギリのお客さんに来て頂き、アフタートークも初日はお客様に沢山助けられながら、最終日はゲストの詩人、カニエ・ナハさんのお話がとても面白いく、とても幸せな会になりました。
千秋楽後、京極、北川はそのままカニエさんと共に終電ギリまでインドカレー食べながら、留まる事のない「体と言葉」の話へと続き、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

今回、4ヶ国9都市を旅してきた自身のソロダンス『カイロー』を始めて人に振り写す。更に女性に!ということで、本当に様々な発見がありました。
北川さんは元々「デタラメフランス語」のスペシャリストでしたが僕の喋る「デタラメ語」とは、実は異なるシステムを持っていて、それも面白かったですし、何より北川さんと一緒にリハーサルを重ねながら丁寧にお互いの「違い」をつぶさに拾い合うことが出来たのが、とてもよかったです。

新作を作る時はどうしても「作品にする」ことに気を取られがちですが、再演の良いところはすでに作品の構造はできているので、肉付けの部分をじっくり考えることが出来ますし、今回は北川さんからアイデアをもらったシーンも沢山あって、再演の醍醐味を深くかみしめています。
機会があればまた再々演も見てみたいなと思っています。
お互いジジイとババアになって既に日常から「デタラメ語」喋ってたりしたらまた「デタラメ」の概念が覆るかも。。。

ひとまず今は今回のインプットの嵐にふらふらですが、ご参加頂いた皆様、Rire Yoga&kids dance studioの皆様、そして踊ってくれた北川結さん、関わって下さった全ての皆様に感謝を込めて、本当にありがとうございました!
https://www.facebook.com/events/1018946201515999/?ti=icl

2016/09/07

「体と言葉の研究会」中間発表 女性版“カイロー”と芸術家支援事業について

京都から東京に戻ると決めてから2年経ちました。2014年の今頃、KYOTO DANCE CREATION vol.3が終わって、僕は途方にくれていました。
 三年続けたこの企画は素晴らしい出演者に恵まれたにも関わらず、自分の力の無さのせいで大赤字。家賃も払えなくなり、実家に戻らざるを得なかったあの時、どん底だった私に声をかけてくれた人達の言葉を僕は今でも覚えています。
決して暖かい言葉ばかりでなかったその一つ一つの言葉が、今も僕を支えています。...

先日、僕が現在、お世話になっているRire yoga&kids dance studio の芸術家支援事業の一環で、元 株トレーダー、現ヨガインストラクターという異色の経歴を持つRYOSUKEさんによる「お金のプロに話を聞く講座」に参加させて頂き、凄くシンプルな自分の原動力について考えました。
どんなエンジンを積んで、どこまで走りたいのか?その為のリスクマネージメントにどれだけ向き合えるのか?という話。

京都を離れてから僕は、京都に後ろめたさを感じていました。自分を育ててくれた京都を急に裏切って、出て行ってしまったように勝手に思っていました。
でも先日、話しているうちに、もうそんなことよりも、自分がこれから何をして行くかの方が大事だと、改めて思えました。
長らくお世話になったアトリエ劇研の事も、京都の後輩や仲間達の事も、ずっと私の胸にあり、どうしたらいいか分からずにいましたが、ゆっくり見失わずにやって行けばいいと、昨日の話の中で思えたのでした。

お金のプロに話を聞く講座の筈が、最後には「どう生きるか?」という話になり、なぜかアントニオ猪木の話で〆 笑
有意義な時間を下さったRire yoga&kids dance studio のKOUさん、RYOSUKEさん、本当にありがとうございました!

ここのスタジオは単なるヨガスタジオの枠を超えて、本当の意味での“芸術家支援”に成功していると思います。ぜひ一度ヨガクラスも受けてみたい!
Rire yoga&kids dance studio
http://rire.tokyo

そして、この事業を始められたKOUさんは実は再来週、ここで開催される女性版“カイロー”を踊ってくれる北川結さんの大学の先輩です。
不思議な縁が繋がって人生は続いて行きます。
ゆっくりですが着実に、再来週に向けて頑張ります!

「体と言葉の研究会」中間発表 女性版“カイロー”イベントページ
https://www.facebook.com/events/1018946201515999/?ti=icl