2013/04/23
『理想の森』始動!!
京極朋彦ダンス企画『理想の森』アフタートークゲストが決定いたしました。
5月18日19:00 原 摩利彦さん(音楽家)http://www.marihikohara.com/
19日15:00 松井智恵さん(美術家)http://mem-inc.jp/artists/matsui_j/
http://www.chie-matsui.com
今回は京都芸術センター共催事業ということもあり、芸術センターにコーディネートを依頼しました。終演後、振付家の京極朋彦とゲストの方とで、30分程度のアフタートークを開催いたします。
アフタートークでは本作『理想の森』は如何に作られたかや、ゲストの方の感想、当日ご覧いただいた観客の皆様との質疑応答も含め、新たな出会いに期待したいと思います。申し込み不要ですので、終演後、ぜひご参加下さい。
さて、今日は本番会場の京都芸術センター、講堂に下見に行かせていただきました。
10年前に夢見た光景が目の前に!(そのころは自分がダンスやるとは思ってませんでした)
たった一人で踊り始めてから8年、今は8人のダンサーと共に作品を作っています。
なんだか本当に感慨深いです。
今回、本当に気合入ってます。ぜひ5月17日~19日は会場にお越しください!
トップページに予約フォームをご用意しました。ご予約お待ちしております!
2013/03/09
KYOTO DANCE CREATION vol.2 出演団体決定!!
3月6日京都アトリエ劇研にてKYOTO DANCE CREATION vol.2 出演団体選考会が行われました。
今回は出演団体を公募する形での選考となりました。選考はKYOTO DANCE CREATION実行委員会(京都朋彦ダンス企画主宰、京極朋彦と企画制作、林里恵)及びアトリエ劇研ディレクター田辺剛氏の三人で行われ、以下の4団体に出演していただくことになりましたので、ここに正式発表させていただきます。
参加振付家、団体
松尾恵美(京都)
宝栄美希(東京)
afterimage(名古屋)
谷 竜一[集団歩行訓練](山口)
今回の選考は、予定では、京都を拠点に活動している団体から2枠、KYOTO DANCE CREATION実行委員会側から京都外団体を2枠招致というラインナップでしたが、京都からの公募が、思いも他少なく、選考に受かったのは1組でした。
そこで京都外から3組を招致し、内外から京都のダンスシーンを刺激していければと思います。
実は今回「京都拠点」という選考基準でありながら、京都外からの問い合わせが多数ありました。
残念ながら今回の公募枠には「京都拠点」という基準がありましたので、熱意ある皆様の問い合わせを断らざるをえず、誠に申し訳ありません。
来年は全国公募ができるぐらい企画自体を発展させていきたいと思っていますので、ぜひまた来年のご応募お待ちいたしております。
そして今回のKYOTO DANCE CREATION vol.2
開催日程は2013年7月20、21日京都、アトリエ劇研にて。
近日、詳細情報をこのブログにて発表させていただきます。
京都から世界へ!若手振付家の競演をぜひお見逃しなく!!
2013/02/14
京極朋彦ダンス企画は人と共にダンスを育て続けます
いろいろな情報が怒涛のごとく流れていく今日この頃。
ツイッター、Facebook等々では、様々な情報が溢れかえって、要らん不安や、様々な感情に振り回され「Facebook疲れ」なる言葉が生まれてきたりしているようです。
加速する情報社会において、ブログですら最近は少々低速のメディアとなっています。
自分自身も「思った事と速報」はツイッター、Facebookに。
「詳細情報と考えた事」はブログにと、意識的に使い分けているような気がします。
目的に応じて手段を使い分ける。
とても合理的でありながら、どこか非情な、あるいは悲しい響きがしないでもありません。
目的に応じた様々な手段を手に入れることで、人は進化していったとすれば、逆に、その数多ある手段のせいで、目的を見失いつつあるのが、情報化社会の人の姿だとしたら、「使い分ける」という、悲しい響きの原因はそんなところにあるのかもしれません。
新作に向けての企画書を書いているうちに、なんとなくそんなことを考えていました。
今まで、自身の振付作品は、人に振付けしながら自分も出るというスタイルでやってきたのですが、昨年末初めて、自分は出演せずに人に「踊ってもらう」という機会を得ました。
そこで私は改めて、作品を作るということは、「人(という手段)を使ってダンスを作る(という目的を果たす)」ということだけではない、様々な困難の上に成り立っているのだということを知りました。
直前でダンサーが故障し、急遽、演出助手に出演してもらうことになり、そこでまさに「目的(上演)に応じて手段を使い分ける(ダンサーを変える)」という非情な決断を迫られることになりました。
もはや感情的なものを切り捨てる覚悟をしなければ、どうしようもない。
振付家として冷徹な判断をしながら、人間的には死ぬ思いでした。
それはダンサーたちも同じ思いだったと思います。
それでも人前に出なければならなかったダンサーたちは、客席で見ているだけの私よりも、どんなに辛かったかと思います。
しかしそのお蔭でダンサー達も、私も強くなった。
あの公演以降、皆の表情はがらりと変わった気がしています。
そして、それぞれがそれぞれに、自身のスタンスを見直し、己に問い、次なる道に進もうとしています。
今回の一件は、私に「人を使ってダンスを作るのではない、ダンスが人を作るのだ」と、いうことを教えてくれました。
そして、今回の事は、私の人としての経験もさることながら、ダンスの探求的にも、様々な事を教えてくれました。
今まで無意識に抱えていた、ダンサーの起用と代替性、ダンサー、あるいは振付の現前性、再現性について、様々な問題提起となると同時に、そもそも上演というものの再現性について、改めて考えさせられる結果となりました。
つまりは「その振りは、誰によって作られ、誰によって踊られるのか?」あるいは「何が体を踊らせているのか?」はたまた「観客の前で、一体何が踊っているのか?」などなど上演されるダンスについて、様々な問いと予感が生まれる結果となったのです。
そして、雨降って地固まるではありませんが、自分が求めているものが何なのか?そしてそれを得るための手段について、様々な事が明確になった気がします。
これらを踏まえて今回、新作を作らせていただける機会を得て、私は、かなりの冒険をしてみようと考えています。
既に、ちょっと自分でも予想外の展開が、生まれて来ています。
新たな体と、新たな作品を作る。地面が固まるどころか、大雨で地盤沈下を起こすかもしれませんが、今はそれでもいいと思っています。
目的に応じて手段を変える
この言葉に、非情さを感じつつも、今は、強さと確信をもって向かって行けるような気がします。
去年はカンパニー設立、KYOTO DANCE CREATION設立、横浜遠征、海外交流、新作発表と、ちと真面目すぎた気がします。
いつでも倒れるなら、前向きに。できれば踏ん張って、高く飛びたいと願っています。
そのための脚力は、去年、真面目につけ過ぎた気がします。あとは飛ぶのみ。
ぜひ、京極朋彦ダンス企画、新作にご期待ください!!
(詳細は近日ブログ等々で発表いたします)
ツイッター、Facebook等々では、様々な情報が溢れかえって、要らん不安や、様々な感情に振り回され「Facebook疲れ」なる言葉が生まれてきたりしているようです。
加速する情報社会において、ブログですら最近は少々低速のメディアとなっています。
自分自身も「思った事と速報」はツイッター、Facebookに。
「詳細情報と考えた事」はブログにと、意識的に使い分けているような気がします。
目的に応じて手段を使い分ける。
とても合理的でありながら、どこか非情な、あるいは悲しい響きがしないでもありません。
目的に応じた様々な手段を手に入れることで、人は進化していったとすれば、逆に、その数多ある手段のせいで、目的を見失いつつあるのが、情報化社会の人の姿だとしたら、「使い分ける」という、悲しい響きの原因はそんなところにあるのかもしれません。
新作に向けての企画書を書いているうちに、なんとなくそんなことを考えていました。
今まで、自身の振付作品は、人に振付けしながら自分も出るというスタイルでやってきたのですが、昨年末初めて、自分は出演せずに人に「踊ってもらう」という機会を得ました。
そこで私は改めて、作品を作るということは、「人(という手段)を使ってダンスを作る(という目的を果たす)」ということだけではない、様々な困難の上に成り立っているのだということを知りました。
直前でダンサーが故障し、急遽、演出助手に出演してもらうことになり、そこでまさに「目的(上演)に応じて手段を使い分ける(ダンサーを変える)」という非情な決断を迫られることになりました。
もはや感情的なものを切り捨てる覚悟をしなければ、どうしようもない。
振付家として冷徹な判断をしながら、人間的には死ぬ思いでした。
それはダンサーたちも同じ思いだったと思います。
それでも人前に出なければならなかったダンサーたちは、客席で見ているだけの私よりも、どんなに辛かったかと思います。
しかしそのお蔭でダンサー達も、私も強くなった。
あの公演以降、皆の表情はがらりと変わった気がしています。
そして、それぞれがそれぞれに、自身のスタンスを見直し、己に問い、次なる道に進もうとしています。
今回の一件は、私に「人を使ってダンスを作るのではない、ダンスが人を作るのだ」と、いうことを教えてくれました。
そして、今回の事は、私の人としての経験もさることながら、ダンスの探求的にも、様々な事を教えてくれました。
今まで無意識に抱えていた、ダンサーの起用と代替性、ダンサー、あるいは振付の現前性、再現性について、様々な問題提起となると同時に、そもそも上演というものの再現性について、改めて考えさせられる結果となりました。
つまりは「その振りは、誰によって作られ、誰によって踊られるのか?」あるいは「何が体を踊らせているのか?」はたまた「観客の前で、一体何が踊っているのか?」などなど上演されるダンスについて、様々な問いと予感が生まれる結果となったのです。
そして、雨降って地固まるではありませんが、自分が求めているものが何なのか?そしてそれを得るための手段について、様々な事が明確になった気がします。
これらを踏まえて今回、新作を作らせていただける機会を得て、私は、かなりの冒険をしてみようと考えています。
既に、ちょっと自分でも予想外の展開が、生まれて来ています。
新たな体と、新たな作品を作る。地面が固まるどころか、大雨で地盤沈下を起こすかもしれませんが、今はそれでもいいと思っています。
目的に応じて手段を変える
この言葉に、非情さを感じつつも、今は、強さと確信をもって向かって行けるような気がします。
去年はカンパニー設立、KYOTO DANCE CREATION設立、横浜遠征、海外交流、新作発表と、ちと真面目すぎた気がします。
いつでも倒れるなら、前向きに。できれば踏ん張って、高く飛びたいと願っています。
そのための脚力は、去年、真面目につけ過ぎた気がします。あとは飛ぶのみ。
ぜひ、京極朋彦ダンス企画、新作にご期待ください!!
(詳細は近日ブログ等々で発表いたします)
2013/02/08
福岡ダンスフリンジフェスティバル終了!
さて、福岡ダンスフリンジフェスティバルが無事終了しました!
さて、そんなこんなで一段落と思いきや、すでに様々な事が只今同時進行していまして、リハーサルと本番が無いだけで、やることは山積みです。
そしてそして、今年もやりますKDC(KYOTO DANCE CREATION)出演団体はまだまだ募集しております!(2月末締め切り)
日中韓のダンス関係者の皆さんに喜んでいただくことができました。
結果は好評で、このコンセプトは初演から三年経った今も充分に機能し、更に今の自分の振付も効果を果たしたという事が、何より嬉しかったです。
ダンス批評家で、今回の福岡ダンスフリンジフェスティバルのアドバイザーをされた乗越たかおさんが全作品にコメントされています。ぜひチェックしてみてください。
それにしても日中韓+オランダの気鋭作品を二晩で20組も見れたことは本当に幸せでした。
改めて思ったのは、なんつーか、みんな考えも体も、作品性もバラバラ(笑)だけどやはりダンスにかける熱い思いは一緒で、楽屋での緊張感とか、打ち上げでの笑顔とか万国共通で、みんなダンスを通じて繋がっているんだなということを改めて幸せに思う日々でした。
福岡のおいしいもんもたくさん食べられたし!本当に行ってよかったです!
さて、そんなこんなで一段落と思いきや、すでに様々な事が只今同時進行していまして、リハーサルと本番が無いだけで、やることは山積みです。
まずは京極朋彦ダンスWS「身体能力向上委員会」第一クール(全五回)始まります!
この会はダンサーに限らず、体を使った表現活動をしている人達、全てを対象とし、普段、僕がやっているワークを中心にシェアし、各自の身体能力の向上に生かして頂ければという会です。
「身体能力を向上したい!」と切に願う人の参加をお待ちしております。
詳しくは京極までDMいただければと思います。毎回会場は変わりますが、京都市内です。
そしてそして、今年もやりますKDC(KYOTO DANCE CREATION)出演団体はまだまだ募集しております!(2月末締め切り)
京都を拠点に活動している皆さん、奮ってご応募ください!!
そしてさらにビックニュースが!!これ、まだ詳細は公表できないのですが、僕が京都に来て10年の集大成ともいえる大イベントが決定しました。
いや、人からしてみれば大したことないことかもしれませんが、僕にとっては大きな挑戦です。
詳細はまた後日このブログで発表させていただきますが、自身初のフルレングス作品を上演する機会をいただきました。
今までソロ、デュオ作品で45分までは作ったことがありましたが、今回は60分以上の作品を目指します。
とにかく京都10年目(ダンスするようになってからは約7年目)にこのような機会に恵まれたことを本当に嬉しく思います。
今までお世話になった方々に、切に見に来ていただきたいと思います。この10年の思いを込めて、丁寧に大胆に、冒険したいと思っています。
2013/01/11
カイローをカイテー
さてさて、福岡フリンジフェスティバルに向けて、現在ソロダンス『カイロー』を改定しているわけなのですが、45分の作品を10分にするということで、これはもうほとんど新作ですね。。。
基本コンセプトの、無音美術なし、照明効果なしの体一本勝負!という所は残しつつ、振付はほとんど変えようかと思っています。
なんせ初演は2010年ですから、それから僕自身も少しは成長したということで、今の自分の最大限を、引っ張り出します!
ソロダンス『カイロー』は大阪のC.T.T.(コンテンポラリーシアタートレーニング)という企画でそのプロトタイプとなる20分の作品『回廊』が上演されてから、こまばアゴラ劇場で45分の作品となり、STスポット、京都芸術センター、そして北京で上演された、僕の代表作であると同時に、その都度、自分を成長させてくれた作品です。
この作品のお陰で、僕は世の中と辛うじて繋がっていく事ができました。
そしてこの作品をきっかけに様々な人々と関わるようになり、ソロダンスは一人で作るものじゃないということを学びました。
この作品に限らず、ダンスに出会って、僕は初めて人と出会う事が出来たんだと思います。
また、作品のコンセプトである「ない」ということから如何に豊かな「ある」を導き出せるか?ということは、その後の僕のダンスに対する姿勢に通じていくものとなります。
今回もありがたいことに福岡で、ショートバージョンを作らせていただく機会を頂きました。
今の自分とダンスとの関係を再構成し、新たな『カイロー』を作ります。
http://d-codex.asia/fdff/
基本コンセプトの、無音美術なし、照明効果なしの体一本勝負!という所は残しつつ、振付はほとんど変えようかと思っています。
なんせ初演は2010年ですから、それから僕自身も少しは成長したということで、今の自分の最大限を、引っ張り出します!
ソロダンス『カイロー』は大阪のC.T.T.(コンテンポラリーシアタートレーニング)という企画でそのプロトタイプとなる20分の作品『回廊』が上演されてから、こまばアゴラ劇場で45分の作品となり、STスポット、京都芸術センター、そして北京で上演された、僕の代表作であると同時に、その都度、自分を成長させてくれた作品です。
この作品のお陰で、僕は世の中と辛うじて繋がっていく事ができました。
そしてこの作品をきっかけに様々な人々と関わるようになり、ソロダンスは一人で作るものじゃないということを学びました。
この作品に限らず、ダンスに出会って、僕は初めて人と出会う事が出来たんだと思います。
また、作品のコンセプトである「ない」ということから如何に豊かな「ある」を導き出せるか?ということは、その後の僕のダンスに対する姿勢に通じていくものとなります。
今回もありがたいことに福岡で、ショートバージョンを作らせていただく機会を頂きました。
今の自分とダンスとの関係を再構成し、新たな『カイロー』を作ります。
http://d-codex.asia/fdff/
2012/12/26
体の未来
先日schatzkammer×京極朋彦ダンス企画 「HOUSE」にご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
京極朋彦ダンス企画、新作『いったりきたり』は、直前でのダンサーの故障による出演者変更というアクシデントに見舞われながらも、皆様の助けにより上演を終えることができました。
出演を予定していたダンサーの踊りを、楽しみにしていただいた方々、大変申し訳ありません。
今回の出演者変更は、ひとえにダンサーの体調管理に気を使えなかった振付家である私の責任です。
自分が出演しない、初めての作品で、このような事態になった事、振付家としての未熟さを痛感しております。
しかしながら、演出助手として稽古に着いてくれていた山崎恭子がダンサーを務めてくれました。
彼女は本当に頑張りました。尋常じゃないくらいの頑張りに、彼女の彼女にしか踊れない踊りが浮かび上がる瞬間を見ることができました。
そしてスタッフの皆さんも本当に最後まで粘ってくれました。
そして公演初日には、この『いったりきたり』という作品を自信を持って上演しようと思うことができました。本当に皆さんに感謝したいと思います。
今回のことで、出られなかった倉田翠、出演した松尾恵美、山崎恭子、そして最後まで衣裳直しをしてくれた清川敦子、皆が強くなったと思います。
この作品は必ず再演します。力強いメンバーに支えられ、僕は振付家としての第一歩を踏み出しました。
僕は路上で一人で踊り始めた人間です。誰一人僕の踊りを立ち止まって見てくれる人などいませんでした。
しかし今では僕のやることを支えてくれる人たちがいます。その人たちのために、何より自分のためにも、歩みを止めることはありません。
打ち上げで、ある人に「コンテンポラリーダンスに未来はあるか?」
と問われて僕は「今まで思い描いていた未来はもう無いかもしれないが 、形を変えた未来はあるし、それを作ります」と答えました。
今回、京都の小さな劇場ではありましたが、本当に行く先のわからない不安を抱えながら一分一秒後の未来をダンサー達 と共に作りました。
そしてそれを、誰がなんと言おうと、引き受けると決めました。
そこには差し迫った目の前の未来を、今創っているという緊張感がありました。それはアクシデントがあったからこそのことだったかもしれません。
しかし確かな手ごたえがありました。初めて自分が出ない自分の作品を必死で見つめ続けました。
そこには確かに未来があったように思います。
2月、再びソロダンスを踊ります。初心に帰り、自分の体、そしてその未来を、もう一度見つめなおしてみたいと思っています。
京極朋彦ダンス企画、新作『いったりきたり』は、直前でのダンサーの故障による出演者変更というアクシデントに見舞われながらも、皆様の助けにより上演を終えることができました。
出演を予定していたダンサーの踊りを、楽しみにしていただいた方々、大変申し訳ありません。
今回の出演者変更は、ひとえにダンサーの体調管理に気を使えなかった振付家である私の責任です。
自分が出演しない、初めての作品で、このような事態になった事、振付家としての未熟さを痛感しております。
しかしながら、演出助手として稽古に着いてくれていた山崎恭子がダンサーを務めてくれました。
彼女は本当に頑張りました。尋常じゃないくらいの頑張りに、彼女の彼女にしか踊れない踊りが浮かび上がる瞬間を見ることができました。
そしてスタッフの皆さんも本当に最後まで粘ってくれました。
そして公演初日には、この『いったりきたり』という作品を自信を持って上演しようと思うことができました。本当に皆さんに感謝したいと思います。
今回のことで、出られなかった倉田翠、出演した松尾恵美、山崎恭子、そして最後まで衣裳直しをしてくれた清川敦子、皆が強くなったと思います。
この作品は必ず再演します。力強いメンバーに支えられ、僕は振付家としての第一歩を踏み出しました。
僕は路上で一人で踊り始めた人間です。誰一人僕の踊りを立ち止まって見てくれる人などいませんでした。
しかし今では僕のやることを支えてくれる人たちがいます。その人たちのために、何より自分のためにも、歩みを止めることはありません。
打ち上げで、ある人に「コンテンポラリーダンスに未来はあるか?」
と問われて僕は「今まで思い描いていた未来はもう無いかもしれないが
今回、京都の小さな劇場ではありましたが、本当に行く先のわからない不安を抱えながら一分一秒後の未来をダンサー達
そしてそれを、誰がなんと言おうと、引き受けると決めました。
そこには差し迫った目の前の未来を、今創っているという緊張感がありました。それはアクシデントがあったからこそのことだったかもしれません。
しかし確かな手ごたえがありました。初めて自分が出ない自分の作品を必死で見つめ続けました。
そこには確かに未来があったように思います。
2月、再びソロダンスを踊ります。初心に帰り、自分の体、そしてその未来を、もう一度見つめなおしてみたいと思っています。
2012/12/21
出演者変更のお知らせ
京極朋彦ダンス企画新作『いったりきたり』出演予定でした倉田翠が故障のため、山崎恭子に変更致します。
変更に伴う、キャンセル、返金に関するお問い合わせは
info@schatz-kammer.comか090-5045-9137 (おおやぶ)までお願いします。
今回の出演者変更は、ひとえにダンサーの体調管理に気を使えなかった、振付家である私の責任です。
自分が出演しない、初めての作品で、このような事態になった事、振付家としての未熟さを痛感しております。
しかしながら、演出助手として稽古に着いてくれていた山崎恭子を信頼し、彼女と松尾恵美、そして出演出来なくなった倉田翠も含めたの全員で、今日の初日を迎えたいと思います。
そして直前の出演者変更に際し、最後まで粘ってくれたスタッフの方々、そして衣裳の清川敦子。彼女がいなければ、ここまで来ることはできませんでした。必ずいいモノにします。そして必ず再演します。
これが今の私の全力です。振付に徹した初めての作品。胸を張って初日を迎えたいと思います。
どうか、劇場に足をお運び下さいますよう、よろしくお願いします。
京極朋彦企画 主宰 京極朋彦
変更に伴う、キャンセル、返金に関するお問い合わせは
info@schatz-kammer.comか090-5045-9137 (おおやぶ)までお願いします。
今回の出演者変更は、ひとえにダンサーの体調管理に気を使えなかった、振付家である私の責任です。
自分が出演しない、初めての作品で、このような事態になった事、振付家としての未熟さを痛感しております。
しかしながら、演出助手として稽古に着いてくれていた山崎恭子を信頼し、彼女と松尾恵美、そして出演出来なくなった倉田翠も含めたの全員で、今日の初日を迎えたいと思います。
そして直前の出演者変更に際し、最後まで粘ってくれたスタッフの方々、そして衣裳の清川敦子。彼女がいなければ、ここまで来ることはできませんでした。必ずいいモノにします。そして必ず再演します。
これが今の私の全力です。振付に徹した初めての作品。胸を張って初日を迎えたいと思います。
どうか、劇場に足をお運び下さいますよう、よろしくお願いします。
京極朋彦企画 主宰 京極朋彦
2012/12/13
二足の草鞋と その歩み
さて、忙しい日々の中、更新が途切れがちですが、ブログ頑張ります。
なんせ本番10日前を切ったので、バタバタしております。
そうじゃない時も常々、バタバタしているのですが・・・
この稼業は自分で何でもやらないといけないし2、3の企画を同時進行なんて当たり前、それに加え一年後二年後の準備も重なってきます。
かつて大学の恩師に「2年後のスケジュールを常に念頭に、夢は三年後に見ろ」と言われましたが、まさに今その状態です。
しかしながら本番は9日後には幕を開けるわけです。ひー!!
とはいえこれらすべてが自分が望んだことですし、自分で自分の未来を変えていくことのできる楽しさがあります。決して思い通りにはならないけれど、それもまた楽しかったり。
特殊な職種ですな。
さて、9日後に迫った本番。今回は人の作品にダンサーで出演させて頂くのと、自分の振付作品を作るのと、二足の草鞋です。
実はこの二つの履き心地は、全く別のようでいて、近いものがあります。
この二足を履いているからこそ開ける道があるとでも言いましょうか、踏み出した片足は、次の一歩に。その一歩は所のまた一歩にと、力と示唆を与えてくれます。
同時に、どちらの足のどこがバランスが悪いのか、どんな癖があるのかを教えてくれます。
具体的には、ダンサーとして自分はまだまだ体の使い方が荒い。目指すものには程遠いということ、そして振付家、演出家としては言葉、技術が拙い。
どちらもまだまだ経験不足の軟な草鞋です。どちらかに集中してやる方が潔いという意見もあるでしょうが、正解なんてないと思うし、今僕はこのやり方がしっくりきています。
その分、批判の矢面に立つこともありますが、とりあえず今は目いっぱいやるつもりです。
むしろ来年度のプロデュース業なども加わると、足では足りず、手や顎で歩かなければいけなくなりますが、何よりも自分の足で(時に顎で)タコを作ってでも進むことが、今は重要だと思います。
今まで僕は多くの演出家、振付家の大船に乗って進んできました。それで進んだ気になっていました。そんなチャンスに恵まれたからこそ、そのありがたみを実感すると同時に「このままでいいのだろうか?」という疑問が生まれました。
だからこそ、どんな小さな小舟でも自分の力で進んでみたいと思ったのです。
自分で歩み、傷づくことで、他人のではなく、他ならぬ自分の経験を獲得していく。今はそんな時期かと思います。
来たるべき未来のために。
それが3年後だとはとても思えませんが・・・
とにかく9日後、一つの答えが出るでしょう!ぜひ劇場でお会いしましょう!
お待ちしております!!!
公演詳細http://kyo59solo.blogspot.jp/p/news.html
なんせ本番10日前を切ったので、バタバタしております。
そうじゃない時も常々、バタバタしているのですが・・・
この稼業は自分で何でもやらないといけないし2、3の企画を同時進行なんて当たり前、それに加え一年後二年後の準備も重なってきます。
かつて大学の恩師に「2年後のスケジュールを常に念頭に、夢は三年後に見ろ」と言われましたが、まさに今その状態です。
しかしながら本番は9日後には幕を開けるわけです。ひー!!
とはいえこれらすべてが自分が望んだことですし、自分で自分の未来を変えていくことのできる楽しさがあります。決して思い通りにはならないけれど、それもまた楽しかったり。
特殊な職種ですな。
さて、9日後に迫った本番。今回は人の作品にダンサーで出演させて頂くのと、自分の振付作品を作るのと、二足の草鞋です。
実はこの二つの履き心地は、全く別のようでいて、近いものがあります。
この二足を履いているからこそ開ける道があるとでも言いましょうか、踏み出した片足は、次の一歩に。その一歩は所のまた一歩にと、力と示唆を与えてくれます。
同時に、どちらの足のどこがバランスが悪いのか、どんな癖があるのかを教えてくれます。
具体的には、ダンサーとして自分はまだまだ体の使い方が荒い。目指すものには程遠いということ、そして振付家、演出家としては言葉、技術が拙い。
どちらもまだまだ経験不足の軟な草鞋です。どちらかに集中してやる方が潔いという意見もあるでしょうが、正解なんてないと思うし、今僕はこのやり方がしっくりきています。
その分、批判の矢面に立つこともありますが、とりあえず今は目いっぱいやるつもりです。
むしろ来年度のプロデュース業なども加わると、足では足りず、手や顎で歩かなければいけなくなりますが、何よりも自分の足で(時に顎で)タコを作ってでも進むことが、今は重要だと思います。
今まで僕は多くの演出家、振付家の大船に乗って進んできました。それで進んだ気になっていました。そんなチャンスに恵まれたからこそ、そのありがたみを実感すると同時に「このままでいいのだろうか?」という疑問が生まれました。
だからこそ、どんな小さな小舟でも自分の力で進んでみたいと思ったのです。
自分で歩み、傷づくことで、他人のではなく、他ならぬ自分の経験を獲得していく。今はそんな時期かと思います。
来たるべき未来のために。
それが3年後だとはとても思えませんが・・・
とにかく9日後、一つの答えが出るでしょう!ぜひ劇場でお会いしましょう!
お待ちしております!!!
公演詳細http://kyo59solo.blogspot.jp/p/news.html
2012/12/02
誕生日連続と山稽古!
11月26日はダンサー松尾恵美、11月30日はダンサー倉田翠、12月1日はわたくし京極の誕生日で、稽古場は誕生日ラッシュでございます!三人しかいないのにこの続きようは尋常じゃないすね。そしてそして、とうとう稽古場に舞台美術が搬入されました。カワイイ白い家!新作はこの美術をschatzkemmr さんと共通に使って上演されます!二作品の違いにも、ご期待ください!




そして今日はダンサーと共に、山稽古 笑
野山を駆け回わり、山の中から、これだと思う小枝を一本 見つけます。
その枝をもとに、振りを作っていきます。
僕もよく、山で踊りますが、フラットな床からは立ち上が ってこない感覚があり、枝の手触り、微妙に変わる重心、 その感覚自体を振付にしていく作業は都市で稽古するダン サーの体を微妙ではありますが、変えて行きます。
いやぁ。楽しかった!
都市と自然が隣接した京都ならでわの稽古法です。
てなわけで、写真多めで行きます!




そして今日はダンサーと共に、山稽古 笑
野山を駆け回わり、山の中から、これだと思う小枝を一本
その枝をもとに、振りを作っていきます。
僕もよく、山で踊りますが、フラットな床からは立ち上が
いやぁ。楽しかった!
都市と自然が隣接した京都ならでわの稽古法です。
2012/11/17
ダンスがダンスになるまでに
さてさて、年末のschatzkemmr × 京極朋彦ダンス企画「 HOUSE 」に向けてリハーサルは進んでいるわけですが、実は今回は自分の振付作品だけでなく、schatzkemmrさんの作品にダンサーとして出演します。
リハーサルは実は10月から始まっています。
初めて一緒にやる振付家の作品に戸惑いながらも、頑張っています。
自分では絶対やらないようなことを振られるので、難しい点もありますが、その分、新たな発見があって、かなり鍛えられます。
そして何よりダンサーとして受ける言葉の体感を改めて考える良い機会です。
現在、自分の作品のダンサー達も、僕の言葉に右往左往しているので、、、彼女たちはこんな体感を持ってやっているのかと、改めて自分の言葉のチョイスやタイミングに気を付けわなければと思います。
それにしても人の振付を踊ったり、自分の振付を渡したりする作業は大変です。
自分はソロを多く作ってきたし、いわゆる「ダンス」というものを長く習ってこなかったというコンプレックスもいまだにあり、ダンサーとしては、自分の中での折り合いを付けるのが大変です。
もちろん作品のために最善を尽くすのがダンサーの役目なのですが、やはり心の奥底にある、消え去らないコンプレックスが邪魔をします。頭では分かっていても体がついてこない。
心と体は繋がっているので、知らず知らずのうちに、体に負荷がかかります。
「体が面白いのが一番面白い!」とか「京都から世界へ」とか言っておきながら、やはりまだまだ精神的に未熟です。
しかしいつまでもうだうだ言ってはいられないので、今日は集中して一人で、ただただもらった振付を踊り続けました。
最初はど根性でとにかくやる。
そのうちに振りの仕組みが分かってくる。
それがわかってくると解決策がわかってくる。自分の苦手が見えてくる。
そこからこうしてみたら?ああしてみたら?という体の模索が始まり、研究し始めるうちにその振りに愛着が湧いてくる。
といった具合に、体を入り口に心が解きほぐれていきます。
最終的には、心が解放されていないことが一番の問題点だったことがわかる。
そんな時、はじめて人前で踊った時、何もできなくて、ただ椅子にしがみついて、踊る仲間たちを見ていた学生時代の自分をふと思い出します。
あれが僕のダンスの原風景です。
今、ダンサー・振付家と名乗っている私は今でも、この風景がありありと思い出せます。
と同時にその時手を差し伸べてくれた人のことや、仲間たちのことを今でもはっきり覚えています。
「自分は踊れない」
それが僕のダンスの始まりだったのです。
年末、久しぶりに人の振付で踊ります。自分の作品ももちろん見てほしいけれど、自分が踊る姿をぜひ見に来ていただきたいです。
7年前の自分に胸が張れるよう、精いっぱい踊ります。
●次回出演作品
schatzkemmr × 京極朋彦ダンス企画 「 HOUSE 」
日時 2012年12月21日(金)19時半、22日(土)14時/19時、23日(日)14時
場所 アトリエ劇研
夏目美和子(schatzkemmr )、京極朋彦(京極朋彦ダンス企画)が、森本達郎(schatzkemmr )デザインの舞台美術を共通に使い、振付作品を創作し、二作品を同時上演します。
schatzkemmr作品 『スモールハウス』
待ちくたびれる女と家に帰れない男の話。ハンカチーフのご用意を。
出演
リハーサルは実は10月から始まっています。
初めて一緒にやる振付家の作品に戸惑いながらも、頑張っています。
自分では絶対やらないようなことを振られるので、難しい点もありますが、その分、新たな発見があって、かなり鍛えられます。
そして何よりダンサーとして受ける言葉の体感を改めて考える良い機会です。
現在、自分の作品のダンサー達も、僕の言葉に右往左往しているので、、、彼女たちはこんな体感を持ってやっているのかと、改めて自分の言葉のチョイスやタイミングに気を付けわなければと思います。
それにしても人の振付を踊ったり、自分の振付を渡したりする作業は大変です。
自分はソロを多く作ってきたし、いわゆる「ダンス」というものを長く習ってこなかったというコンプレックスもいまだにあり、ダンサーとしては、自分の中での折り合いを付けるのが大変です。
もちろん作品のために最善を尽くすのがダンサーの役目なのですが、やはり心の奥底にある、消え去らないコンプレックスが邪魔をします。頭では分かっていても体がついてこない。
心と体は繋がっているので、知らず知らずのうちに、体に負荷がかかります。
「体が面白いのが一番面白い!」とか「京都から世界へ」とか言っておきながら、やはりまだまだ精神的に未熟です。
しかしいつまでもうだうだ言ってはいられないので、今日は集中して一人で、ただただもらった振付を踊り続けました。
最初はど根性でとにかくやる。
そのうちに振りの仕組みが分かってくる。
それがわかってくると解決策がわかってくる。自分の苦手が見えてくる。
そこからこうしてみたら?ああしてみたら?という体の模索が始まり、研究し始めるうちにその振りに愛着が湧いてくる。
といった具合に、体を入り口に心が解きほぐれていきます。
最終的には、心が解放されていないことが一番の問題点だったことがわかる。
そんな時、はじめて人前で踊った時、何もできなくて、ただ椅子にしがみついて、踊る仲間たちを見ていた学生時代の自分をふと思い出します。
あれが僕のダンスの原風景です。
今、ダンサー・振付家と名乗っている私は今でも、この風景がありありと思い出せます。
と同時にその時手を差し伸べてくれた人のことや、仲間たちのことを今でもはっきり覚えています。
「自分は踊れない」
それが僕のダンスの始まりだったのです。
年末、久しぶりに人の振付で踊ります。自分の作品ももちろん見てほしいけれど、自分が踊る姿をぜひ見に来ていただきたいです。
7年前の自分に胸が張れるよう、精いっぱい踊ります。
●次回出演作品
schatzkemmr × 京極朋彦ダンス企画 「 HOUSE 」
日時 2012年12月21日(金)19時半、22日(土)14時/19時、23日(日)14時
場所 アトリエ劇研
夏目美和子(schatzkemmr )、京極朋彦(京極朋彦ダンス企画)が、森本達郎(schatzkemmr )デザインの舞台美術を共通に使い、振付作品を創作し、二作品を同時上演します。
schatzkemmr作品 『スモールハウス』
待ちくたびれる女と家に帰れない男の話。ハンカチーフのご用意を。
出演
夏目美和子 松本芽紅見 京極朋彦 河合良平
facebook
京極朋彦ダンス企画「いったりきたり」
振付・演出 京極朋彦
出演 倉田翠 松尾恵美
衣装 清川敦子
私たちはいつも、いったりきたりしたい
出ていったり、帰ってきたりしたい
何かいい事がやってくるのを待っていたいし
どこか遠くへいってみたい
いってばかりじゃ寂しくて
時には帰ってくる人を待っていたい
もし帰ってくる場所がなくなったら
どこへいったらいいのだろ?
私たちは、それでも、ただ、それはもう、いつでも
いったりきたり、いったりきたりしたいのだ
問い合わせ
mail : info@schatz-kammer.com
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