2013/05/13

京極朋彦ダンス企画『理想の森』ダンサー紹介4

京極朋彦ダンス企画『理想の森』小屋入りまであと4日!ということでダンサー紹介パート4、破壊力No.1楠毅一郎(クスノキ キイチロウ)!!
楠さんは謎のベールに包まれた人です。彼は僕が開催していたワークショップ「身体能力向上委員会」に参加してくれてことをきっかけに、今回ダンサーとして参加していただくこととなりました。
 
 
現在、京都造形芸術大学の四回生で、去年、伊藤キムさんのクラスを受講していました。僕が彼のダンスを始めてみたのはその伊藤キムクラスの授業発表公演でした。
 
その大きな体を生かしたパワフルな踊りとは裏腹に、普段は穏やかな紳士です。
彼を今回の作品に誘ったきっかけは単純に「この人はなぜ踊るのだろう?」と思ったからです。
それは言い換えれば「この人はなぜ、踊りに向かおうとするのか?その秘密を知りたい」ということでした。
 
今回の座組みでは最年長の楠さん。にもかかわらず皆の中に違和感なくスッと入りこんでは、時折、とんでもない爆発力を発揮する楠さん。いまだにその秘密は解き明かされていませんが、一つ言えることは、この作品には彼が必要不可欠であるということ。
 
彼は実はこの作品において、かなり縁の下の力持ち的な役割を果たしています。
皆が向かう方向と、一人違う方向に歩き出しても、それを成立させてしまうような、不動の存在価値を持っている楠さん。
僕は彼の存在に、ダンスという自由について、多くを学ばせて頂いています。
何がダンスになるのか?その問いについて、多くの検証素材をさりげなく提示してくれる楠さんの体は、大きな器のようにこの公演を支えているのです。
 

ぜひ楠さんのダンスを劇場で目撃してください。新たなダンスの可能性が見られるはずです!


2013/05/11

アフタートークゲスト、松井智恵さんにお会いしてきました!

先日、今回の『理想の森』のアフタートークに、ご出演いただく美術家の松井智恵さんにお会いしてきました。
今回京都芸術センターにアフタートークゲストのコーディネートを依頼して来ていただくことになったので、今回が初対面でしたが、共通の友人も多く、夢中で話しているうちに、あっという間に時間が流れてしまいました。

キャリアとしては先輩も先輩!僕の生まれた年には既に作品を様々な場所で発表されており、貴重なお話がたくさん聞けました!

今日はリハーサルが休みだったので、ダンサー紹介は次回にしまして、松井さんとお話しさせていただいた中で、印象的だった事について書きたいと思います。

それは、作品を作る自由と、不自由について。

作品を作ることは基本的に「自由」です。
作ったって、作らなくたっていい。
それなのに何故か「作品を作りたい」という初期衝動はいつしか「作品を作らなければならない」と変換されてしまい、どんどん不自由になってしまう。

そもそも僕はいつも、生きていることの中で「もっとこうだったらいいのに」とか「こんなことが嫌だ」という「不満」から作品を立ち上げます。その「不満」があるからこそ自分は作品づくりに向かうのだとも思います。

しかしながら、作っていく過程でなぜか、無意識にこの初期衝動は“横滑り”し、変換されていってしまうのです。
それはなぜか?それは日常とは、常にその“横滑り”の連続であり、人はそうすることでそつなく日常を送ることができるからです。

社会生活においては、時に衝動をおさえなければならない事が多々あります。
その衝動と、それができないストレスや不満を難なく忘れながら生きていく事。
それは意識の安全装置として、人に強く備わっています。

この強固なシステムによって「こんなものは面白くない」「自分だったらもっとこうする」といった受容体験への批評も、いつの間にか自らの中に取り込まれ、気が付けば「面白くない」と思っていたものに抗うのをやめ、いつしかむしろ、それらを模倣している場合さえあります。

作品を作ることはやはり日常の延長にあり、日常とは切っても切り離せないものです。
しかし作品づくりの現場は、僕の場合、稽古場だけはそういた普段飼いならされた感覚から、少しだけ逸脱した場であって欲しいと思うのです。

子供のころ、砂場が無限に広がる想像の海だったように、ダンスが、決められた振付だけでなく、即興的な広がりに漕ぎ出すように、作品づくりの現場は「自由」であって欲しいと思うのです。

この強固な日常をやり過ごすためのシステムと、そこから「自由」になろうとすること。
この二つがあるからこそ創作は続き、この二つの葛藤はどこまで行ってもなくならないということ。
そして同時に、どこかで見たこと、好きだと思ったことも作品の中に無意識に取り入れられていきます。
そのことに気付くたびに、作家は作品を作る自由と、不自由について考えさせられるのです。

松井さんと話していて、作家として創作を続けていくということの意味をもう一度深くかみしめた様な気持ちになりました。

本番まであと一週間、まだまだその葛藤は続いています。
それでいいのだと思います。
松井さんとのアフタートークは19日15:00の回、終了後です。
観客の方々からもご質問承ります。是非にお越しください。

★アフタートークゲスト情報

5月
18日19:00 原 摩利彦さん(音楽家)http://www.marihikohara.com/
19日15:00 松井智恵さん(美術家)http://mem-inc.jp/artists/matsui_j/
http://www.chie-matsui.com





2013/05/10

京極朋彦ダンス企画『理想の森』ダンサー紹介3

京極朋彦ダンス企画『理想の森』小屋入りまであと8日!ということでダンサー紹介パート3は、アンニュイさNo.1出村弘美(デムラヒロミ)!!

 
今日の出村さんは職場からそのまま稽古に来たので、こんな感じ。
ヴィアイン京都市場室町は全く関係ありませんが(笑)
 
出村さんは大学の三つ後輩に当たり、在学中から演劇ダンス問わず、様々な作品に出演されていました。
最近は伊丹のAI・HALLで行われた、寺田みさこさん監修の「ソロダンスをつくる」というプロジェクトにも参加されています。
 
彼女もいわゆる「ダンス」のメソッドを習得しているわけではありませんが、僕が彼女の踊りに魅力を感じるのは、その、か細い体に中に得体のしれない「謎」を孕ませているからです。
 
彼女自身は、体も細く、声も小さく、普段から常に控えめで、謎めいているのですが(笑)踊る彼女の体は、この「謎」のベールが何層にも増幅し、展開しているように見えます。そしてその「謎」が見るものを惹きつけるのです。
単なる「わからなさ」ではなく「解きたくなる謎」を持つこと。これはなかなかやろうと思っても難しい。
 
初めて彼女が踊るのを見たのは彼女が在学中に、今回出演される殿井歩さんと踊ったデュオでした。
山田せつ子さんのクラスの授業発表公演でのワンシーン。二人の何とも言えない空気感と、切実な体の印象は鮮烈で、今回ダンサーを集め始めた時に、真っ先に声をかけたのが、この二人でもありました。
 
今回も実はこの二人にデュオをやってもらうシーンがあります。
「ダンス」とは何か?その問いに真っ向から立ち向かう二人の姿は、魅力的な「謎」に彩られています。
舞台とは不思議なもので、全く日常とは、かけ離れたフィクションの世界のようでいて、日常と地続きであり、舞台上の人と観客は同じ時間軸に乗っているようでいて、まるでかけ離れた世界を生きているように見えたりする。
 
舞台が日常を逆照射する、あるいは日常が舞台に乱反射する。
そんな事を彼女を見ていると感じることがあります。
 
ささやかでありながら、大きな波紋となって観客を包む。そんな彼女の踊りを、ぜひ劇場で体感してください。
 

2013/05/09

京極朋彦ダンス企画『理想の森』ダンサー紹介2

京極朋彦ダンス企画『理想の森』小屋入りまであと9日!ということでダンサー紹介パート2は、本日誕生日を迎えた、御厨 亮(ミクリヤ リョウ)!!


今日は、稽古場で、ささやかではありますが誕生日のお祝いをしました!
 
彼も以前、伊藤キムさんの作品『go-on~体の森をゆく~』で共演させていただき、役者での活動が多いながら、その独特の存在感はダンスでも健在。常に新しいことを模索し続ける、生粋のエンターティナーです。
 
今回僕はこの作品の稽古で、彼から最も勉強させていただいていると感じています。
もともと僕自身も演劇からこの舞台芸術の世界に入ったので、自分がどのようにしてダンスに移行していったのか?何に迷い、何が障害となり、どう乗り越えてきたのか?ということを稽古場で葛藤する彼から、改めて教えられます。
 
今回の作品に彼を誘ったのは、純粋に彼の実直な体のもつ魅力に惹かれたからです。
彼はいわゆる「ダンス」のメソッドを持っていないのですが、ダンサーとは異なる舞台上での体の魅力にあふれているように思ったからです。
 
その体の魅力を「ダンス」と名指すことが、今回の僕のテーマであり、挑戦です。
 
そしてその挑戦を、今はしてよかったと思っています。
なぜなら、稽古場での彼は辛辣に「ダンス」を問い、あと少しのところで「これはダンスだ」と証明して見せてくれそうだからです。
 
ぜひ会場に、その叫びを聞きに来てください!

2013/05/07

京極朋彦ダンス企画新作公演『理想の森』ダンサー紹介!

 
京極朋彦ダンス企画新作公演『理想の森』小屋入りまであと10日!ということで、本日から出演ダンサーを紹介していこうと思います。
トップバッターは『理想の森』ダンサーズ最年少の田中佑香(タナカユカ)!
 
今回最年少ながら、しっかりとした存在感を発揮しております。
初めて彼女に出合ったのは、ちょうど一年前の春、伊藤キムさん振付の『go-on~体の森をゆく~』という作品で共演させていただいた時でした。
 
あれから一年、ダンスのみならず、演劇でも様々な現場で経験を積んだ彼女は、今回本当に頼りになるダンサーとして踊ってくれています。
偉そうなことは全く言えませんが、今の彼女は、一年前の彼女と全く違います。
しなやかさと、強さ、抜群のパワーバランスを備えた彼女の踊りをぜひ劇場で目撃してみてください!
 
チケットはプレビュー公演が埋まり始めました。
他の回はまだまだ余裕がございますので、お早めにご予約ください!
 
ブログトップページの『理想の森』予約フォームからか、直接
kyogoku-dance@mail.goo.ne.jpへ以下の内容を送付ください。こちらからの返信を以てご予約完了といたします。
 
①件名を『理想の森』とし
②送信者名にお名前(フリガナ)
③お客様のメールアドレスを記入
④本文に予約公演日時、券種・枚数をご明記ください。

ご予約お待ちいたしております!!
 
 
 
 
 
 


2013/04/23

『理想の森』始動!!



京極朋彦ダンス企画『理想の森』アフタートークゲストが決定いたしました。

5月18日19:00 原 摩利彦さん(音楽家)http://www.marihikohara.com/
  19日15:00 松井智恵さん(美術家)http://mem-inc.jp/artists/matsui_j/
                                                                http://www.chie-matsui.com

今回は京都芸術センター共催事業ということもあり、芸術センターにコーディネートを依頼しました。終演後、振付家の京極朋彦とゲストの方とで、30分程度のアフタートークを開催いたします。

アフタートークでは本作『理想の森』は如何に作られたかや、ゲストの方の感想、当日ご覧いただいた観客の皆様との質疑応答も含め、新たな出会いに期待したいと思います。申し込み不要ですので、終演後、ぜひご参加下さい。

さて、今日は本番会場の京都芸術センター、講堂に下見に行かせていただきました。
10年前に夢見た光景が目の前に!(そのころは自分がダンスやるとは思ってませんでした)

たった一人で踊り始めてから8年、今は8人のダンサーと共に作品を作っています。
なんだか本当に感慨深いです。

今回、本当に気合入ってます。ぜひ5月17日~19日は会場にお越しください!
トップページに予約フォームをご用意しました。ご予約お待ちしております!

2013/03/09

KYOTO DANCE CREATION vol.2 出演団体決定!!

3月6日京都アトリエ劇研にてKYOTO DANCE CREATION vol.2 出演団体選考会が行われました。
今回は出演団体を公募する形での選考となりました。選考はKYOTO DANCE CREATION実行委員会(京都朋彦ダンス企画主宰、京極朋彦と企画制作、林里恵)及びアトリエ劇研ディレクター田辺剛氏の三人で行われ、以下の4団体に出演していただくことになりましたので、ここに正式発表させていただきます。
 
参加振付家、団体
 
松尾恵美(京都)
宝栄美希(東京)
afterimage(名古屋)
谷 竜一[集団歩行訓練](山口)
 
今回の選考は、予定では、京都を拠点に活動している団体から2枠、KYOTO DANCE CREATION実行委員会側から京都外団体を2枠招致というラインナップでしたが、京都からの公募が、思いも他少なく、選考に受かったのは1組でした。
 
そこで京都外から3組を招致し、内外から京都のダンスシーンを刺激していければと思います。
実は今回「京都拠点」という選考基準でありながら、京都外からの問い合わせが多数ありました。
 
残念ながら今回の公募枠には「京都拠点」という基準がありましたので、熱意ある皆様の問い合わせを断らざるをえず、誠に申し訳ありません。
 
来年は全国公募ができるぐらい企画自体を発展させていきたいと思っていますので、ぜひまた来年のご応募お待ちいたしております。
 
そして今回のKYOTO DANCE CREATION vol.2
開催日程は2013年7月20、21日京都、アトリエ劇研にて。
 
近日、詳細情報をこのブログにて発表させていただきます。
京都から世界へ!若手振付家の競演をぜひお見逃しなく!!

2013/02/14

京極朋彦ダンス企画は人と共にダンスを育て続けます

いろいろな情報が怒涛のごとく流れていく今日この頃。

ツイッター、Facebook等々では、様々な情報が溢れかえって、要らん不安や、様々な感情に振り回され「Facebook疲れ」なる言葉が生まれてきたりしているようです。

加速する情報社会において、ブログですら最近は少々低速のメディアとなっています。

自分自身も「思った事と速報」はツイッター、Facebookに。
「詳細情報と考えた事」はブログにと、意識的に使い分けているような気がします。

目的に応じて手段を使い分ける。

とても合理的でありながら、どこか非情な、あるいは悲しい響きがしないでもありません。
目的に応じた様々な手段を手に入れることで、人は進化していったとすれば、逆に、その数多ある手段のせいで、目的を見失いつつあるのが、情報化社会の人の姿だとしたら、「使い分ける」という、悲しい響きの原因はそんなところにあるのかもしれません。

新作に向けての企画書を書いているうちに、なんとなくそんなことを考えていました。

今まで、自身の振付作品は、人に振付けしながら自分も出るというスタイルでやってきたのですが、昨年末初めて、自分は出演せずに人に「踊ってもらう」という機会を得ました。

そこで私は改めて、作品を作るということは、「人(という手段)を使ってダンスを作る(という目的を果たす)」ということだけではない、様々な困難の上に成り立っているのだということを知りました。

直前でダンサーが故障し、急遽、演出助手に出演してもらうことになり、そこでまさに「目的(上演)に応じて手段を使い分ける(ダンサーを変える)」という非情な決断を迫られることになりました。

もはや感情的なものを切り捨てる覚悟をしなければ、どうしようもない。
振付家として冷徹な判断をしながら、人間的には死ぬ思いでした。

それはダンサーたちも同じ思いだったと思います。
それでも人前に出なければならなかったダンサーたちは、客席で見ているだけの私よりも、どんなに辛かったかと思います。

しかしそのお蔭でダンサー達も、私も強くなった。
あの公演以降、皆の表情はがらりと変わった気がしています。
そして、それぞれがそれぞれに、自身のスタンスを見直し、己に問い、次なる道に進もうとしています。
今回の一件は、私に「人を使ってダンスを作るのではない、ダンスが人を作るのだ」と、いうことを教えてくれました。

そして、今回の事は、私の人としての経験もさることながら、ダンスの探求的にも、様々な事を教えてくれました。
今まで無意識に抱えていた、ダンサーの起用と代替性、ダンサー、あるいは振付の現前性、再現性について、様々な問題提起となると同時に、そもそも上演というものの再現性について、改めて考えさせられる結果となりました。

つまりは「その振りは、誰によって作られ、誰によって踊られるのか?」あるいは「何が体を踊らせているのか?」はたまた「観客の前で、一体何が踊っているのか?」などなど上演されるダンスについて、様々な問いと予感が生まれる結果となったのです。

そして、雨降って地固まるではありませんが、自分が求めているものが何なのか?そしてそれを得るための手段について、様々な事が明確になった気がします。

これらを踏まえて今回、新作を作らせていただける機会を得て、私は、かなりの冒険をしてみようと考えています。
既に、ちょっと自分でも予想外の展開が、生まれて来ています。

新たな体と、新たな作品を作る。地面が固まるどころか、大雨で地盤沈下を起こすかもしれませんが、今はそれでもいいと思っています。

目的に応じて手段を変える

この言葉に、非情さを感じつつも、今は、強さと確信をもって向かって行けるような気がします。

去年はカンパニー設立、KYOTO DANCE CREATION設立、横浜遠征、海外交流、新作発表と、ちと真面目すぎた気がします。

いつでも倒れるなら、前向きに。できれば踏ん張って、高く飛びたいと願っています。
そのための脚力は、去年、真面目につけ過ぎた気がします。あとは飛ぶのみ。

ぜひ、京極朋彦ダンス企画、新作にご期待ください!!
(詳細は近日ブログ等々で発表いたします)




2013/02/08

福岡ダンスフリンジフェスティバル終了!

さて、福岡ダンスフリンジフェスティバルが無事終了しました!
今まで大切に踊ってきたソロダンス『カイロー』をフェスティバル側からのオファーもあり、今まで最短の10min ver.にし、コンセプト残しの新振付で挑んだ今回。
日中韓のダンス関係者の皆さんに喜んでいただくことができました。
 
結果は好評で、このコンセプトは初演から三年経った今も充分に機能し、更に今の自分の振付も効果を果たしたという事が、何より嬉しかったです。
 
ダンス批評家で、今回の福岡ダンスフリンジフェスティバルのアドバイザーをされた乗越たかおさんが全作品にコメントされています。ぜひチェックしてみてください。
 
それにしても日中韓+オランダの気鋭作品を二晩で20組も見れたことは本当に幸せでした。
 
改めて思ったのは、なんつーか、みんな考えも体も、作品性もバラバラ(笑)だけどやはりダンスにかける熱い思いは一緒で、楽屋での緊張感とか、打ち上げでの笑顔とか万国共通で、みんなダンスを通じて繋がっているんだなということを改めて幸せに思う日々でした。
福岡のおいしいもんもたくさん食べられたし!本当に行ってよかったです!
 

さて、そんなこんなで一段落と思いきや、すでに様々な事が只今同時進行していまして、リハーサルと本番が無いだけで、やることは山積みです。
 
まずは京極朋彦ダンスWS「身体能力向上委員会」第一クール(全五回)始まります!
 
この会はダンサーに限らず、体を使った表現活動をしている人達、全てを対象とし、普段、僕がやっているワークを中心にシェアし、各自の身体能力の向上に生かして頂ければという会です。
「身体能力を向上したい!」と切に願う人の参加をお待ちしております。
詳しくは京極までDMいただければと思います。毎回会場は変わりますが、京都市内です。

そしてそして、今年もやりますKDC(KYOTO DANCE CREATION)出演団体はまだまだ募集しております!(2月末締め切り)
京都を拠点に活動している皆さん、奮ってご応募ください!!
 
そしてさらにビックニュースが!!これ、まだ詳細は公表できないのですが、僕が京都に来て10年の集大成ともいえる大イベントが決定しました。
いや、人からしてみれば大したことないことかもしれませんが、僕にとっては大きな挑戦です。
詳細はまた後日このブログで発表させていただきますが、自身初のフルレングス作品を上演する機会をいただきました。
 
今までソロ、デュオ作品で45分までは作ったことがありましたが、今回は60分以上の作品を目指します。
とにかく京都10年目(ダンスするようになってからは約7年目)にこのような機会に恵まれたことを本当に嬉しく思います。
 
今までお世話になった方々に、切に見に来ていただきたいと思います。この10年の思いを込めて、丁寧に大胆に、冒険したいと思っています。

 
2013年始まったばかりですが、今年もバリバリ頑張ります!どうぞよろしくお願いします!

2013/01/11

カイローをカイテー

さてさて、福岡フリンジフェスティバルに向けて、現在ソロダンス『カイロー』を改定しているわけなのですが、45分の作品を10分にするということで、これはもうほとんど新作ですね。。。

基本コンセプトの、無音美術なし、照明効果なしの体一本勝負!という所は残しつつ、振付はほとんど変えようかと思っています。
なんせ初演は2010年ですから、それから僕自身も少しは成長したということで、今の自分の最大限を、引っ張り出します!

ソロダンス『カイロー』は大阪のC.T.T.(コンテンポラリーシアタートレーニング)という企画でそのプロトタイプとなる20分の作品『回廊』が上演されてから、こまばアゴラ劇場で45分の作品となり、STスポット、京都芸術センター、そして北京で上演された、僕の代表作であると同時に、その都度、自分を成長させてくれた作品です。

この作品のお陰で、僕は世の中と辛うじて繋がっていく事ができました。
そしてこの作品をきっかけに様々な人々と関わるようになり、ソロダンスは一人で作るものじゃないということを学びました。

この作品に限らず、ダンスに出会って、僕は初めて人と出会う事が出来たんだと思います。

また、作品のコンセプトである「ない」ということから如何に豊かな「ある」を導き出せるか?ということは、その後の僕のダンスに対する姿勢に通じていくものとなります。

今回もありがたいことに福岡で、ショートバージョンを作らせていただく機会を頂きました。
今の自分とダンスとの関係を再構成し、新たな『カイロー』を作ります。