2010/05/18

引き出しの引き出し方

今日は来週からGALLERY RAKUで始まる倉田翠企画展『今あなたが「わたし」と指差した方向の行く先を探す』の稽古に参加しました。

三時間半の即興セッション。久しぶりにいろんな種類の汗をかく・・・冷や汗、脂汗、ただただ滴る滝の汗。

こういうことをすると本当に自分の不甲斐なさが身にしみてわかります。空間や人、そこで起きる様々な出来事と、どのように関係性を決定づけて行くか?という難題とただただ向かい合います。厳しくも貴重な時間です。

ただ、生活する上でこういうことを私たちは無意識的にすでにやっているわけで、こういった稽古の場合、ほとんどはそれを意識してやることへの葛藤に時間は費やされるわけです。

改めて思うのは、精神的な不精がたたってか、自分は信じられるものが少ないということ。それは思考回路が狭いというか、頭が固いというか、センスないというか・・・
あんまり書くとへこむのでここら辺にしておきますが、本当に貴重な時間でした。

ちょいと休憩して自分のソロの稽古へ。
体は疲れているが、よい集中が続く。集中力って、その引き出し方によっては、自分の思っている以上にあるのかもしれません。
大勢の人がいる稽古場と、たった一人でいる稽古場とでは、その引き出し方は大いに変わるはずで、その違いを上手く理解していれば、集中は途切れないのかも。

GALLERY RAKUでは、また違った集中の引き出し方が要求されることと思います。だんだんと当日が楽しみになってきました。

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