2010/09/11

振り向いてみただけの異邦人

今年は、よく考えたら本当に多くの外国人のダンサーと知り合いになった年でした。
ってまだ今年は終わっちゃいないんですが、、、。


韓国から始まり、フィンランド、トルコ、タイ、ニューヨークと、今までには考えられないくらいの国際色溢れた年でした。ってまだ終わっちゃいないんですが。

何でこんなことを言い出すかと言えば今日ふと、ジョディさんとユニクロで買い物をしているときに「今、俺ニューヨーカーとショッピングしてるわ、梅田のユニクロで」と思って急に変な感じになったからです。

特に彼女は、今まで知り合いになった外国人のダンサーと一味違うタイプのようです。

彼女は振付も普段の立ち居振る舞いも硬質で、高温多湿のアジアの湿気を寄せ付けないドライさが効いています。
そのくせ別れ際にウインクしたりなんかして、チャーミングな一面もあるのです。ツンデレってやつです。


振付の中にも“ツン”の部分と“デレ”の部分とがスリリングに構成され、静かではありますが、その変化から目が離せない海峡の波のごとく、見るモノを惹きつけます。


体のリズムの変化だけじゃなく、意識の出し入れみたいなことも考えているに違いない。しかもその出し入れをあざとくならないよう、ムーブメントの中に上手く溶け込ませている。

巧妙に仕組まれたその動きを淡々とやっていると、自動的に踊り手の意識が誘発されるような仕掛けが振付の中にあります。

観客はその乾いた美しさにひきつけられ、その先に巧妙に仕組まれた意識の波に魅了され・・・・るように踊るのは・・・はい、私です。語る前に実践せよ。それがダンサーの仕事です!と自分に言い聞かせてます。
客席に制限があるのでご予約はお早めに!
http://www.db-dancebox.org/03_sc/1009_jdy/index.html 

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