京極朋彦ダンス企画『理想の森』小屋入りまであと3日!ということでダンサー紹介パート5は一人でも七福神!稽古場の女神こと富松 悠(トマツ ハルカ)!!
はい!出ました富松スマイル!
もはや稽古場に、この人は欠かせません。
彼女は僕と京都造形大の同期で、かれこれ10年来の付き合いになりますが、そのタフさ、素っ頓狂さ、そして底抜けの明るさは年々パワーアップしてきています。
卒業後、伊藤キム主宰「輝く未来」に所属し修業を積んだのち、現在はフリーダンサーとして関西をベースに活動しています。最近では、高嶺格、山下残、ミクニヤナイハラプロジェクトや、きたまり作品に参加、活動の幅を広げています。
初めて僕が東京にデュオ作品を持って行った時の相棒も彼女でした。僕自身、初めての振付作品であり、自身も出演、しかもアウェイの東京上演。
無謀ともいえる挑戦でしたが、彼女は快く引き受けてくれました。
その時は死ぬほど苦労しましたが、彼女との死闘の日々が今の自分を作っているのは間違いありません。それ以来彼女は、僕にとって戦友です。
そして、あれから四年、またしても無謀とも思える今回の挑戦に、彼女を誘いました。
どうしても彼女の力が必要だという確信があったからです。
そして彼女はさらりと承認してくれました。このような関係が保てる仲間がいることは、大変な幸福であると思います。
稽古場でも、僕の言わんとすることが何であるか、最初に察知するのは彼女であり、初めて僕の振付を受けるメンバーは必然的に彼女を“姉御扱い”するようになるという図式が生まれます。
彼女は抜群に面倒見もいいので、稽古場では皆に頼りにされる姉御として、大活躍しております。
そして何より彼女の踊りは年々進化し続けており、その姿に僕は、10代のころの彼女からは想像もできない強さや、美しさを見ます。
様々な困難を乗り越えてきたであろう彼女の踊りは今、どんどんと清々しさを獲得し始めているようです。
ぜひ劇場に彼女の踊りを目撃しに来てください!
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